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~ベーシスト土本浩司のブログ~

 

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しゃぼん玉

年に何回か我が家に遊びに来てくれる藤原裕介。
いつもおいしいご飯を作ってくれる。
素材にこだわっていて
手作りの味噌や平飼いの卵、市場で仕入れてきた鮮魚などを使って抜群の酒の肴を作り出すのだ。

もう出会ってから8年近く経つかな。

2月にもこの「藤原のご飯をこそこそ囲む会」(と勝手に名づけている)をやったのだが、
そこで本の話になった。
前に「西の魔女が死んだ」を読んだ事をブログに書いたのだが
藤原も読んだことがあるらしく盛り上がった。

彼は本屋で働いていることもあり、やはりよく知っている。
「今度似た系統の本をプレゼントするわ」
という話になり、今週の頭に届いたのがこの作品。


しゃぼん玉 (新潮文庫)しゃぼん玉 (新潮文庫)
(2008/01/29)
乃南 アサ

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実は来週23日から嫁と娘と藤原の4人で僕の田舎に遊びに行くことになっていて、
てっきりその時に渡してくれるのだろうと思っていた。
が、わざわざ郵送をしてくれたという事は、それまでに読んでおくように、
という意味だと解釈した。

読んでみるとこれまたアッという間に読めてしまった。

話は窃盗を生業としている伊豆見翔人が、誤ってナイフで女性を刺してしまうところから始まる。
今までコンビニ強盗やひったくりをし、その日の食事にありつくために転々としてきたが
さすがに人を刺したことはない翔人は、通りかかったトラックの運転手を脅し逃走。
宮崎県の山奥にある村にたどり着く。

ここでバイクで転倒しケガをしている老婆スマに出会う。
葛藤の末助け家まで送り届けると、
村民にスマの孫と勘違いされてしまう。
いつかは金を盗み逃げようと企んでいる翔人は、バレないように村民の手伝いをしているうちに
頼りにされ更生していくというストーリー。

全体的に翔人の主観で話が進んでいて「ライ麦畑でつかまえて」を思い出した。
実際思想がだいぶヤバい。
いやしかし乃南アサさん素敵。
人が葛藤しているときの物の見え方、
そして、自分が田舎出身だからかもしれないが、庭や玄関、階段やタンスの引き出しに至るまで
想像させられる文章に鳥肌が立った。
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西の魔女が死んだ

随分前にプレゼントされたが、読まずにしまっていた。
良いよと薦められたが、その時はピンときていなかったのだろう。
『西の魔女が死んだ』

題名からは想像できない温かい作品だった。
最近読んだ本、『アミ小さな宇宙人』シリーズ3冊も本質はほぼ同じ事を述べていた。

文字を読むのは速い方ではないが作者の梨木香歩さんの映像が浮かんでくる言い回しで、
アッという間に読み終えてしまった。

西の魔女というのは離れて住んでいるおばちゃんのこと。
そのおばあちゃんが危篤状態であると聞かされた主人公まいの回想で話は進む。
生前、おばあちゃんは俗世間からは離れ自給自足の生活をしていた。
そこへ登校拒否になったまいが療養で、短い期間ではあるが生活を共にすることになる。

世の中は便利になりすぎて一人ひとりの精神が衰えていると。
当たり前の事が魔法なんだと
それを感じる事が魔法なんだと
魔女は言った。


西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/08/01)
梨木 香歩

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『誤解は人生を彩る』
という言葉が出てきた。
とても印象的だった。

チャックレイニーは、人差し指1本でベースを弾くジェマーソンに影響を受けたのは有名な話。
明らかに1本指では弾けないような速いフレーズの曲があったが、
絶対に1本指で弾いていると思い人差し指を往復させて弾く奏法にたどり着いたんだって。

本人に会ったときそれを披露したら
ジェマーソン『その曲2フィンガーで弾いてんねん』


『誤解は人生を彩る』

 

読書欲

ここ最近読まなくなっていたのだが、今年に入り急に読書欲にかられた。
きっかけは正月の実家での会話だ。

夜ごはんまでは姪、甥と遊んだり、父、母を含めた家族団欒の時間を過ごし、
酒が深くなると、たいがい3兄弟と3兄弟の奥さんの6人で深夜まで過ごす。
この時間は一年の中でもお気に入りの時間だ。

夜も更け、いつもの通り昔話になった。
中でも、長男が中学校のときに給食のおばちゃんの手違いか何かで
どん兵衛が出てきた話は傑作だった。

次男が中学のとき見たミュージカルの話をした。
「モモと時間泥棒」
この物語が印象的で小説も読んだという。
僕も小学校の時見に行って面白かったのを覚えていた。

話をしているうちに読みたくなってしまった。

モモ (岩波少年文庫(127))モモ (岩波少年文庫(127))
(2005/06/16)
ミヒャエル・エンデ

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子供が見てもおもしろいと思うが大人向け作品。
社会人として、ミュージシャンとして、親として、見ると考えさせられた。
時間泥棒に時間を盗まれてはいないだろうか。。。

 

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プロフィール

土本浩司

Author:土本浩司
福井県若狭高浜出身。
1983,7/29 B型。

全校生徒20人の辺鄙な地で野性的に育つ。
幼少の頃より、家にあったレコードがきっかけで音楽に興味をしめす。
中学の頃よりギターを弾きはじめ、卒業とともにベースに転向。
高校では「エレキベースも弾けるよ」という甘い誘いに乗り吹奏楽部に入部。
ウッドベース、チューバを経験し、ますます低音の魅力にとりつかれる。

高校卒業後、大阪にて魚谷のぶまさ氏の超スパルタ付き人を2年半経験。

ポップスバンド「natural color」で「Azul Records」よりミニアルバム「drop of sounds」をリリース。

2011年夏には本場シカゴ、メンフィス、ニューオリンズに
セッションの一人旅に繰り出す。

2012年、自己のバンド「Old Free Bird」より1st album「Old Free Bird」をリリース。
2014年には2nd album「Wake Up Everybody」をリリースしている。

フリーミュージシャンとしてセッション、バンドサポート、レコーディングの活動の他
コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーもこなす。

また専門学校の講師として後進の指導にもあたっている。


大好き!
60's,70's Soul,Funk
New Orleans

大好き!
James Jamerson
Chuck Rainey
Larry Graham
Gordon Edwards
細野晴臣

The Meters
Jon Cleary

将来の夢・・・
亀仙人

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